news2019年8月度 市販薬(OTC)市場 薬効別ランキング

“夏らしい陽気”で虫さされ、湿疹・皮膚炎治療薬が好調
市販薬の増税前駆け込み需要の動向は?

当社は、全国一般用医薬品(OTC)販売動向調査のデータを基に、「2019年8月度 市販薬(※1)市場 薬効別ランキング」を発表しました。

※1 市販薬:ドラッグストアや薬局で販売される一般用医薬品(OTC)のこと。当社データは指定医薬部外品を含みます。

調査結果

◆ 8月度の販売金額は951億円、前年同月比101.7%で3か月ぶりの前年プラス「市販薬市場の販売金額推移」

8月度の市販薬の市場規模は951億円、前年同月比101.7%で3カ月ぶりのプラスとなりました。過去5年間の8月の平均を100とした場合の指数は、102.1となり、過去5年の8月で最も販売金額が大きくなりました。

◆ 「夏」らしい陽気に戻り、季節商品の皮膚用薬(殺菌消毒剤除く)が大幅伸長 「好調薬効トップ5、不調薬効ワースト5(金額前年同月差)」

夏の季節商品である虫刺され薬やあせも治療薬などを中心とした皮膚用薬(殺菌消毒剤除く)は、直近の2年間は7月が販売のピークになっています。しかし、今年の7月は全国的な日照不足と低気温の影響で低調でした。当月は、その反動と夏らしい陽気の影響で伸長し、過去5年間の8月の売上としては最高値となりました。また、急に暑さが戻ったことで体調を崩す人が多かったせいか、総合感冒薬、鎮咳去痰剤、口腔用薬、葛根湯などの風邪関連薬も好調でした。
一方で、不調薬効は最近の傾向は変わらず、ドリンク剤や目薬を中心に低調となっています。

◆ 市販薬(OTC)の消費税増税前駆け込み需要の動向は?

いよいよ2019年10月から消費税が10%に引き上げられますが、増税前と言えば“駆け込み需要”。前回、2014年4月に消費税が5%から8%に引き上げられた時に販売が伸びた商品の中で、特に買いだめ需要が多いと思われる滋養強壮剤(※2)と毛髪用剤(※3)について確認したところ、8月末の時点では出足は鈍いことが見て取れます。

※2滋養強壮剤:主に錠剤で滋養強壮を目的とした製品。ドリンク剤・ミニドリンク剤やビタミン主薬製剤は除く
※3毛髪用剤:医薬品の養毛剤・育毛剤。育毛トニックや医薬部外品は除く

SDI(全国一般用医薬品パネル調査)◆1960年調査開始 

※2018年4月度から調査設計を変更しました

対象業態OTC医薬品を販売しているドラッグストア、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンター・ディスカウントストア
エリア
全国
調査店舗数3,245店舗
データ収集方法POSデータのオンライン収集
対象カテゴリー医薬品、指定医薬部外品
(対象カテゴリーのバーコードが付与されている商品のみ)
調査項目各店舗におけるバーコード別の販売年月日、販売個数、販売金額など
プレスリリース

株式会社インテージヘルスケア

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