描けるキャリア

EACH CARRIER

Case-1

5年間で様々な業務を経験。
自分の目標を見つけるためにも、
今は目の前の仕事に全力で取り組む。

マーケティングリサーチ領域 マーケティング・インサイト事業部
ヘルスケアリサーチ1部4グループ
大月 萌子 (2017年新卒入社)

入社
1年目
ひたすら知識をインプットする日々で、
着実に前へ。

私は新卒でインテージヘルスケアに入社しました。入社後3か月間はインテージグループ共通/社内での研修で社会人・ビジネスの基礎やリサーチ・分析集計の基礎を学び、その後は2~3ヵ月ごとに様々な部署を回り、各部署でのOJT研修やそこで学んだことについて成果発表をするなど、会社全体への理解を深めていきました。1年目はひたすら業界知識や業務内容の吸収の日々でしたが、着実に成長したいという思いがあった私にとっては、会社の全体像を把握できたり、業務知識を基礎から身に付けることができるのがありがたかったです。研修の中で印象に残っているのは、現在所属しているシンジケートデータグループ(※)で出された課題で、データをもとに顧客の課題を分析するというものでした。扱うデータの種類がとても多かったので、どのような結論でまとめるべきか、構想に何週間も使いました。最終的には多くの先輩方からの助けもあって発表にこぎつけることができました。1聞いたら5の回答をくださる先輩方の存在の大きさを感じると同時に、この課題があったおかげで、データを扱う上での考え方がかなり身についたと思います。

※シンジケートデータグループ:医療消費者、医師を対象とした自主企画調査データの提供を行う部門

入社
4年目
次はもっとよい提案をしたい。
仕事の面白さと同時に厳しさを痛感。

2年目からはシンジケートデータグループに配属になり、先輩のアシスタントをしながら様々な案件を経験。4年目には自分がメイン担当の案件を複数持つようになりました。医療用医薬品のシンジケートデータ(※)による企画・分析が主な業務でしたが、それ以外にもデータの照会や分析提案・サポート、レポートの作成など幅広い業務を担っていました。分析レポートを企画する機会が多かったのですが、毎回「前回よりよい企画を」という新鮮な気持ちで、アウトプットの見易さや集計方法の効率化などを意識していました。自分のアクションが直接案件に反映され、少しずつブラッシュアップされていくことが面白いと感じられるようになりました。しかしそれと同時に、メイン担当としての責任の大きさを改めて感じたのもこの時期。きっかけは、クライアントに直接影響してしまうトラブルが発生したことでした。すぐに解決できるような問題ではなかったため、その時は先輩にも協力を仰いで代替案を何度も検討し、他部署も巻き込みながらなんとかクライアントに納得してもらえる形まで持っていくことができました。実務は一通り覚えたものの、何かあったときの先輩の対応力には頭が下がる思いでした。この一件を通して、問題が起きたときに1歩2歩先の対応を検討することの重要さに気づかされました。

※シンジケートデータ:医療消費者、医師を対象とした自主企画調査データのこと

入社
5年目~現在
今までの経験を糧に
これからは私も皆の力になりたい。

現在はアドホック調査(※)の企画・分析に携わっています。以前所属していた部署では、社内に蓄積されたデータを活用し、いかにクライアントの課題へアプローチするかだったのが、アドホック調査では必要なデータをどう集めるかというところから始まります。また、定性調査を扱うこともアドホック調査の特徴です。現在の業務はデータを集めるために、最適な質問の内容を考えたり、どうすれば正確に回答できるアンケートになるかを考えたりすることが大事だと私は思っています。質問のつくり方によって回答が変わってくるので、今までの仕事より創造性が求められるところに面白さを感じつつ、先輩のアンケートとの仕上がりの差を痛感しています。新人研修からシンジケート業務、アドホック調査と、中期的なスパンの中でも経験させていただいた内容は盛り沢山な5年間でした。どんな風になりたいという目標はまだ考えている途中なのですが、これまで先輩にたくさん助けていただいたので、私も少しでも他のメンバーの力になれるように今は目の前の業務に一つずつ全力で取り組んでいきたいと思います。

※アドホック調査:顧客の課題解決のために、その都度手法や対象者をカスタマイズして実施する調査のこと

Case-2

周囲の方の支えや評価があり、
順調にステップアップ。
自分の存在を社外にもアピールしていきたい。

CRO領域 メディカルエビデンス事業部
メディカルエビデンス1部3グループ
白坂 美南海 (2017年新卒入社)

入社
1年目
「世の中の役に立ちたい」
そんな思いで飛び込んだ未経験の分野。

入社後3か月間のインテージグループ共通/社内の新人研修を経て、製造販売後調査(PMS)のデータマネジメント業務を行う部門に配属されました。そこでは、全国の医療機関から収集した調査票データを精査・クリーニングする業務に携わりました。大学での専攻が製薬や医療と関係ない分野だったため、“そもそもこの薬は何なんだ”“この疾患はどういったものなのか”という根柢の部分を知らなかったので、お客様・先輩・上司が何を言っているかを理解すること自体が大変だった記憶があります。少しでも早く一人前になるために、分からないことがある度にwebで検索したり必要に応じて書籍を読んだり、もしかしたら学生の頃より勉強したのではないかと思います。ただ、社会貢献性の高い医療業界に携わりたいという思いからインテージヘルスケアに入社したので、業界の新しい知識を蓄えられることやデータ精査の仕事に日々面白さを感じながら取り組めていました。

入社
4年目
仕事の本質を理解し、
やりがいと責任の大きさを実感。

自分の仕事が「世の中の役に立っている」と、やっと実感できたのがこの頃。私が1年目から担当していた薬剤のデータを分析した結果、新たな投与リスクが見つかり、薬剤を取り扱う上での注意事項が記載された添付文書が改訂されたのです。正直なところ、それまでは自分が精査したデータがどのように活用されているのか、本質的には理解できていないところがありましたが、このように自分の仕事の成果を見て取れたことで、よりやりがいを感じながら働けるようになりました。その分、データそのもののクオリティを担保するデータ精査の仕事に、それまで以上に責任感を感じるようになりました。3年間経験を積む中で業務内容も変化していきました。最初は調査票データの精査・クリーニングの業務からスタートしましたが、その後業務責任者としてプロジェクトの管理、後輩や業務運用メンバーの育成・教育まで担当するようになりました。一番苦労したのはOJT教育。自分の中では仕事について理解した気でいましたが、いざそれを言語化して伝えるというのは想像以上に難しく、相手の立場に立って考えることの難しさを学びました。

入社
6年目~現在
社内外に影響を与えられる存在に
なるために―
更なる成長を目指す。

現在は6年目になり、担当する薬剤の調査数は以前よりも増えています。最近は、より効率的に仕事を遂行することが求められるようになり、工数管理や人員管理、社内/社外との調整等の管理業務にも自分のリソースを割くことが多くなってきているので、業務を管理することの難しさも感じるようになりました。あるプロジェクトで、私の管理不足が原因となり社内調整がうまくできておらず、他部署にまで飛び火してしまい、上司から叱責を受けたことがありました。このこともあって、たとえ忙しくても管理する立場である以上、心にゆとりを持ち、客観的な目でプロジェクトを見る必要があると痛感しました。今振り返ると手前味噌ではありますが、現在に至るまで順調にステップアップしているのではと感じるときがあります。私自身はそこまで強くキャリアアップを意識したことはないのですが、私の仕事を評価してくださった上司や、一緒に仕事する先輩・後輩、会社の環境等、様々な要素に恵まれたお陰で今の自分があると思っています。今後はデータマネジメント業務については勿論、製造販売後調査(PMS)全体の様々な業務に積極的に挑戦して知識や経験を習得し、チーム内だけではなく他チームや他部署、社外に対しても自分の存在をさらにアピールしていきたいです。

Case-3

目の前の仕事に精一杯取り組み続けることが、
自分らしいスタイルを確立する第一歩。

マーケティングリサーチ領域 マーケティング・インサイト事業部
ヘルスケアリサーチ1部4グループ
小檜山 美希 (2015年中途入社)

入社
1年目
すべてはプライベートのため。
お客様からの信頼を勝ち取るため、
全力で取り組んだ若手時代。

製薬企業で製品戦略を担当していた前職の経験を活かし、当社に入社。入社1年目から現在に至るまで、アドホック調査(※)に携わってきました。入社してすぐの頃は、上司や先輩のアシスタントとして、企画から分析、レポート作成など調査に関わる一連の業務を習得。早くも2年目くらいからは独り立ちし、主担当として調査を任せてもらえるようになりました。しかし、生活習慣病、骨粗鬆症、緑内障、不妊治療など、調査対象となるテーマは多種多様。早く仕事を覚えようと、多様な疾患やお客様の調査に積極的に携わり、経験値を上げていくことを意識していました。
入社当時から変わらないのは、「プライベートを満喫するために仕事を頑張る」という私なりのスタイル。そのためには、こまめにコミュニケーションをとってアウトプットの質を高めること、そうして、お客様の信頼を勝ち取ることが欠かせません。1~2年目は知識も経験も足りず勉強することばかりでしたが、いち早くお客様から頼ってもらえるよう、まずは目の前の仕事に全力で取り組むようにしていました。

※アドホック調査:顧客の課題解決のために、その都度手法や対象者をカスタマイズして実施する調査のこと

入社
6年目
プレーヤーとして、
そしてチームリーダーとして。
新たな役割が加わり、充実した日々。

大きな転機となったのは、入社6年目の頃、チームリーダーになったことです。チームは私を含めて3人。それまではとにかく自分が任された仕事に集中するというスタンスでしたが、そこに後輩たちのサポートや育成といった新しい業務が加わり、私の仕事内容は大きく変わりました。チーム全体の業務チェックなど仕事量も増えて最初はスケジュール管理に苦労しましたね。正直、自分はリーダーに向いていない……と思ったことも。それでも毎朝、To doリストをつくってスケジュールを管理したり、後輩とのこまめなコミュニケーションを意識したりするうちにチームも円滑に回り始めました。後輩が成長してお客様から褒められたりすると、自分ごとのように嬉しかったですね。
また、6年目にもなるとプレーヤーとしての仕事も充実してきました。お客様との信頼関係もできて、「今回の調査よかったよ」「次も小檜山さんにお願いしたい」などたくさん声をかけていただけるようになって。そうはいっても「プライベート第一」というスタイルは同じ。入社以来、有給休暇は毎年ほとんど使い切っていますね。仕事に一生懸命向き合うことで、お客様にも社内の仲間にも自分のスタイルを受け入れられるようになってきたように感じます。

入社
7年目~現在
風通しがよく、自由なこの会社で、
自分らしいスタイルを大切に
歩んでいきたい。

チームリーダーを任されて1年後、5人のメンバーを抱えるグループリーダーに昇格しました。想定外のキャリアアップに驚きましたね。リーダーになって2カ月余りなので、いまはまだ手探り状態という感じ。メンバーには若手も多いので、育成やサポートにはいっそう気をつかい、電話やSlackなどでいつでも気軽に相談してもらえるように声をかけています。責任は重くなりましたが、その分やりがいも大きい。メンバーの成長が、私の評価にもなり、結果的にプライベートの充実につながるとポジティブに考えて頑張っています。
将来のキャリアについては、正直ほとんどノープラン。実は私は、そういうことを考えるのが苦手で(笑)。でも、入社当時から変わらず、当社の風通しがよくて自由な雰囲気をとても気に入っています。これからもこの会社で、自分らしいスタイルを大切にしながら、私なりに一所懸命仕事に向き合っていきたいです。

Case-4

いつも周囲には助けてくれる仲間がいた。
次は自分が支える立場で、
後輩たちの成長を応援していきたい。

CRO領域 メディカルエビデンス事業部
メディカルエビデンス1部
清重 依子 (2005年新卒入社)

入社
1年目
飛び込んだ先は、大規模プロジェクト。
先輩たちを間近に、
スキルと知識を学んでいった。

入社以来ずっと製造販売後調査(PMS)のデータマネジメントに携わっています。当時のことで印象に残っているのは、入社してすぐに加わった大規模なプロジェクトのこと。高血圧の治療薬に関するプロジェクトで、約9万冊の調査票を取りまとめるという仕事でした。最初の数ヵ月は仕事を覚えることで精一杯で、やりがいを感じる余裕もなくあっという間に1日が終わってしまう感じでしたね。調査の全体像が掴めるようになったのは半年が過ぎた頃でしょうか。プロジェクトの進捗管理を任され、先輩と一緒にメンバーの作業割り当てを決めるようになり、少しずつ仕事に手応えを感じるようになりました。
こうして調査プロジェクトの運用業務を学んだ後は、複数のプロジェクトに携わり、設計や開発などより専門性の高い知識やスキルを身につけていきました。

入社
5年目
一つひとつの経験が評判となり、
任される案件が増えていく。

経験を積み、業務責任者としてプロジェクトの管理を任されることが増えてきたのは、5年目の頃。お客様とのミーティング、プロジェクトの予算管理など、責任ある立場でプロジェクトに携わる傍ら、後輩や入力メンバーの育成・教育も並行して取り組んでいました。統計解析やシステム開発などデータマネジメントと関係の深い部門への人的ネットワークが広がったことで、プロジェクトも円滑に動かせるようになりました。
しかしそれと同時に、業務責任者であることの難しさを実感したのもこの時期。あるプロジェクトでは、事前の計画どおりに調査を進めたにもかかわらず、お客様の担当役員から叱責を受けることに。上司にもサポートしてもらいながら、その後はそれまで以上に念入りに対応しました。最終的には、その担当役員からも信頼して任せていただくことができ、こまやかなコミュニケーションの大切さを学んだ瞬間だったと思います。

入社
14年目
1年半の産休・育休。
不安もあった職場復帰も、
メンバーのおかげで乗り越えられた。

その後、2014年には産休・育休を取得。当社では女性社員が産休・育休で職場を離れることはごく当たり前の風景ですので、休み前の仕事の引き継ぎはスムーズでしたね。しかし、1年半という長い休みだったので、復帰にあたっては不安があったのも事実です。そんな中、復帰するなり部内でも重要なプロジェクトのリーダーを任せていただくことに。新しいEDCシステムを使った初めての調査で、システム開発部門と合同で週1のミーティングを設け、仕様への理解を深めるともに改善提案などにも取り組みました。最初の頃は、私自身が未経験の業務だったことと仕事の勘が鈍っていたことが重なり苦労しましたが、経験豊富なメンバーがサポートしてくれたため、徐々に仕事の感覚を取り戻していくことができました。

入社
15年目~現在
メンバーの声に耳を傾け、
全員にとって働きやすい環境を模索していく。

2019年にグループリーダーに昇格したことで、業務の幅も広がり、責任もさらに重くなりました。グループの運用に日々追われながらも、メンバーたちのモチベーションの維持やスキルのアップなどいろいろ知恵を絞っています。
また、育休から復帰以降、現在もなお時短勤務を継続中。会社の規則では子どもが小学校3年生になるまで利用できるので、それまで続けるつもりです。時には忙しい中、子どものお迎えで早く職場を離れなければならないこともありますが、周囲のメンバーがサポートしてくれるためとても助かっています。しかし、メンバーに負荷がかかっているのも事実。リーダーとして、メンバーの働き方やチームでのバランスについても模索を続けています。
先日、産休・育休から復帰したばかりの女性メンバーから相談を受けました。それは、「時短勤務になる分、夜自宅で仕事をするべきなのか」というものでした。その際私は「その必要はありません」ときっぱり回答。時短勤務は会社の制度ですし、グループリーダーとして、そんな気兼ねが必要ない環境を必ずつくると伝えました。それ以来、働き方について、メンバーたちと積極的に話し合うようにしています。いまや男性も育休をとる時代ですし、親の介護などで長期休暇が必要になることもあるでしょう。働き方に関する悩みや要望は、全員にあるものなのです。私も、充実した制度と仲間たちのサポートがあったからこそ、現在の自分があるのだと実感しています。今度は自分がサポートする立場で、働きやすい環境づくりに取り組んでいきたい。それが、今後の目標です。

Case-5

グループリーダーとして
画期的なビジネスの創出に
挑戦する日々。

データサイエンス領域 メディカルエビデンス事業部
RWE部
藤居 宏幸 (2012年中途入社)

入社
1年目
充実しつつも、仕事に明け暮れる毎日。
ふと立ち止まって考えた、
「人生、このままでよいのか?」。

前職で承認前の治験フェーズの解析に携わっていた私は、入社後、製造販売後調査(PMS)の統計解析を担当する部門に配属されました。担当するのは、データマネジメント部門が取りまとめたデータをもとに、薬剤の有効性や安全性を解析する業務。転職して、また違うフェーズの解析を経験することができて新鮮でしたね。しかし、調査には期限があり、複数の調査を並行して進めなければならないことも多く、1年目はとにかく忙しかった記憶があります。疫学や生物統計学などの知識もまだまだ足りなくて、お客様の要望にも柔軟に対応できず、それがまた忙しさにつながっていました。
そんな仕事のスタイルが変わっていったのは3年目頃だったと思います。結婚して子どもが産まれたのです。それまでの自分の頭の中は、“ワーク”一辺倒という感じだったのですが、初めて「人生、このままでよいのか?」と立ち止まって考えるきっかけになって。そこで、“ライフ”とのバランスを図るようにしたのです。もちろん育児にも携わりたいので、育児休暇も取得しました。すると徐々に気持ちにも余裕が生まれ、それが好循環となって仕事も充実するようになってきました。

入社
7年目
新規ビジネスの立ち上げに挑戦。
経験を重ねる中で、
多くの気づきを得ることに。

7年目を迎えた2018年には、現在のデータ・サイエンス事業部に異動し、新規ビジネスの立ち上げを目指したプロジェクトチームに加わりました。製造販売後調査に関わる省令が改正され、医療に関するビッグデータを使ったデータベース調査や研究といったサービスが可能になったのです。このようなデータベース調査はわが国では初のチャレンジ。攻めのマインドが求められるプロジェクトでした。学ぶべき新しい知識やスキルは? CROとしてどのような提案が可能か? 社外との連携は? それまでの業務とは180度変わり、前例のないビジネスを生み出すのですから困難なことばかりでしたが、それでもベンチャーマインドあふれる毎日で楽しかったですね。
また、新しいビジネスを考える一方で、後輩たちの育成にも気を配りました。チームの後輩は2人とも入社間もない若手。経験のない新規プロジェクトで戸惑わないようにこまめにサポートしました。
「意外に自分はポジティブだな」と気づいたのもこの頃だと思います。たぶん家庭での子育てから学ぶことも多かったんじゃないかな。失敗しないと学びもない。子育てと新規ビジネスの立ち上げには共通する部分も多い気がします。

入社
8年目~現在
新組織のリーダーに。
さらなるビジネスの拡大と、
メンバーたちの成長を目指して。

2021年、これまで携わってきたデータベース調査のプロジェクトが実を結び、新規ビジネスの新組織が発足しました。現在、私はそのグループのリーダーを務めながら、お客様の課題解決の一翼を担っています。まだ発足したばかりではありますが、臨床医との面談に同席したり、学術論文の謝辞にグループの社員の名前が載ったり、お客様からの信頼も高まりつつあるように感じます。
最近は、学会でデータベース研究に関する論文を発表しました。グループのメンバーで手分けしてまとめて、後輩が筆頭著者になっています。CROが主体的にこのような学会発表を行うのはおそらく医療業界でも希有な事例ではないでしょうか。
そんな私の現在の目標は、ビジネスのさらなる拡大とグループのメンバーたちの成長です。現在グループで蓄積している知識やスキルを深めていけば、もっと画期的なビジネスの創出も可能なはず。昨今のコロナ禍では、患者さんをはじめ「医療消費者」に価値ある情報をもっと的確に届けることの必要性を痛感しました。それを実現することこそが、自分たちにとって大切な使命であると考えています。グループのみんなと一緒に、少しでも社会に貢献できるよう仕事に取り組んでいきたいですね。