描けるキャリア

EACH CARRIER

Case-1

目の前の仕事に精一杯取り組み続けることが、
自分らしいスタイルを確立する第一歩。

  • マーケティング・インサイト事業部
    メディカル・ソリューション部
  • 小檜山 美希(2015年入社)
  • 生物学専攻

入社1年目

すべてはプライベートのため。
お客様からの信頼を勝ち取るため、全力で取り組んだ若手時代。

製薬企業で製品戦略を担当していた前職の経験を活かし、当社に入社。入社1年目から現在に至るまで、アドホック調査(※)に携わってきました。入社してすぐの頃は、上司や先輩のアシスタントとして、企画から分析、レポート作成など調査に関わる一連の業務を習得。早くも2年目くらいからは独り立ちし、主担当として調査を任せてもらえるようになりました。しかし、生活習慣病、骨粗鬆症、緑内障、不妊治療など、調査対象となるテーマは多種多様。早く仕事を覚えようと、多様な疾患やお客様の調査に積極的に携わり、経験値を上げていくことを意識していました。
入社当時から変わらないのは、「プライベートを満喫するために仕事を頑張る」という私なりのスタイル。そのためには、こまめにコミュニケーションをとってアウトプットの質を高めること、そうして、お客様の信頼を勝ち取ることが欠かせません。1〜2年目は知識も経験も足りず勉強することばかりでしたが、いち早くお客様から頼ってもらえるよう、まずは目の前の仕事に全力で取り組むようにしていました。

※アドホック調査:顧客の課題解決のために、その都度手法や対象者をカスタマイズして実施する調査のこと

入社6年目

プレーヤーとして、そしてチームリーダーとして。
新たな役割が加わり、充実した日々。

大きな転機となったのは、入社6年目の頃、チームリーダーになったことです。チームは私を含めて3人。それまではとにかく自分が任された仕事に集中するというスタンスでしたが、そこに後輩たちのサポートや育成といった新しい業務が加わり、私の仕事内容は大きく変わりました。チーム全体の業務チェックなど仕事量も増えて最初はスケジュール管理に苦労しましたね。正直、自分はリーダーに向いていない……と思ったことも。それでも毎朝、To doリストをつくってスケジュールを管理したり、後輩とのこまめなコミュニケーションを意識したりするうちにチームも円滑に回り始めました。後輩が成長してお客様から褒められたりすると、自分ごとのように嬉しかったですね。
また、6年目にもなるとプレーヤーとしての仕事も充実してきました。お客様との信頼関係もできて、「今回の調査よかったよ」「次も小檜山さんにお願いしたい」などたくさん声をかけていただけるようになって。そうはいっても「プライベート第一」というスタイルは同じ。入社以来、有給休暇は毎年ほとんど使い切っていますね。仕事に一生懸命向き合うことで、お客様にも社内の仲間にも自分のスタイルを受け入れられるようになってきたように感じます。

入社7年目~現在

風通しがよく、
自由なこの会社で、
自分らしいスタイルを大切に歩んでいきたい。

チームリーダーを任されて1年後、5人のメンバーを抱えるグループリーダーに昇格しました。想定外のキャリアアップに驚きましたね。リーダーになって2カ月余りなので、いまはまだ手探り状態という感じ。メンバーには若手も多いので、育成やサポートにはいっそう気をつかい、電話やSlackなどでいつでも気軽に相談してもらえるように声をかけています。責任は重くなりましたが、その分やりがいも大きい。メンバーの成長が、私の評価にもなり、結果的にプライベートの充実につながるとポジティブに考えて頑張っています。
将来のキャリアについては、正直ほとんどノープラン。実は私は、そういうことを考えるのが苦手で(笑)。でも、入社当時から変わらず、当社の風通しがよくて自由な雰囲気をとても気に入っています。これからもこの会社で、自分らしいスタイルを大切にしながら、私なりに一所懸命仕事に向き合っていきたいです。

Case-2

いつも周囲には助けてくれる仲間がいた。
次は自分が支える立場で、
後輩たちの成長を応援していきたい。

  • 市販後エビデンス事業部
    メディカルデータ・インテリジェンス3部
  • 清重 依子(2005年入社)
  • 薬学研究科専攻

入社1年目

飛び込んだ先は、大規模プロジェクト。
先輩たちを間近に、スキルと知識を学んでいった。

入社以来ずっと製造販売後調査(PMS)のデータマネジメントに携わっています。当時のことで印象に残っているのは、入社してすぐに加わった大規模なプロジェクトのこと。高血圧の治療薬に関するプロジェクトで、約9万冊の調査票を取りまとめるという仕事でした。最初の数ヵ月は仕事を覚えることで精一杯で、やりがいを感じる余裕もなくあっという間に1日が終わってしまう感じでしたね。調査の全体像が掴めるようになったのは半年が過ぎた頃でしょうか。プロジェクトの進捗管理を任され、先輩と一緒にメンバーの作業割り当てを決めるようになり、少しずつ仕事に手応えを感じるようになりました。
こうして調査プロジェクトの運用業務を学んだ後は、複数のプロジェクトに携わり、設計や開発などより専門性の高い知識やスキルを身につけていきました。

入社5年目

一つひとつの経験が評判となり、
任される案件が増えていく。

経験を積み、業務責任者としてプロジェクトの管理を任されることが増えてきたのは、5年目の頃。お客様とのミーティング、プロジェクトの予算管理など、責任ある立場でプロジェクトに携わる傍ら、後輩や入力メンバーの育成・教育も並行して取り組んでいました。統計解析やシステム開発などデータマネジメントと関係の深い部門への人的ネットワークが広がったことで、プロジェクトも円滑に動かせるようになりました。
しかしそれと同時に、業務責任者であることの難しさを実感したのもこの時期。あるプロジェクトでは、事前の計画どおりに調査を進めたにもかかわらず、お客様の担当役員から叱責を受けることに。上司にもサポートしてもらいながら、その後はそれまで以上に念入りに対応しました。最終的には、その担当役員からも信頼して任せていただくことができ、こまやかなコミュニケーションの大切さを学んだ瞬間だったと思います。

入社14年目

1年半の産休・育休。
不安もあった職場復帰も、メンバーのおかげで乗り越えられた。

その後、2014年には産休・育休を取得。当社では女性社員が産休・育休で職場を離れることはごく当たり前の風景ですので、休み前の仕事の引き継ぎはスムーズでしたね。しかし、1年半という長い休みだったので、復帰にあたっては不安があったのも事実です。そんな中、復帰するなり部内でも重要なプロジェクトのリーダーを任せていただくことに。新しいEDCシステムを使った初めての調査で、システム開発部門と合同で週1のミーティングを設け、仕様への理解を深めるともに改善提案などにも取り組みました。最初の頃は、私自身が未経験の業務だったことと仕事の勘が鈍っていたことが重なり苦労しましたが、経験豊富なメンバーがサポートしてくれたため、徐々に仕事の感覚を取り戻していくことができました。

入社15年目~現在

メンバーの声に耳を傾け、
全員にとって働きやすい環境を模索していく。

2019年にグループリーダーに昇格したことで、業務の幅も広がり、責任もさらに重くなりました。グループの運用に日々追われながらも、メンバーたちのモチベーションの維持やスキルのアップなどいろいろ知恵を絞っています。
また、育休から復帰以降、現在もなお時短勤務を継続中。会社の規則では子どもが小学校3年生になるまで利用できるので、それまで続けるつもりです。時には忙しい中、子どものお迎えで早く職場を離れなければならないこともありますが、周囲のメンバーがサポートしてくれるためとても助かっています。しかし、メンバーに負荷がかかっているのも事実。リーダーとして、メンバーの働き方やチームでのバランスについても模索を続けています。
先日、産休・育休から復帰したばかりの女性メンバーから相談を受けました。それは、「時短勤務になる分、夜自宅で仕事をするべきなのか」というものでした。その際私は「その必要はありません」ときっぱり回答。時短勤務は会社の制度ですし、グループリーダーとして、そんな気兼ねが必要ない環境を必ずつくると伝えました。それ以来、働き方について、メンバーたちと積極的に話し合うようにしています。いまや男性も育休をとる時代ですし、親の介護などで長期休暇が必要になることもあるでしょう。働き方に関する悩みや要望は、全員にあるものなのです。私も、充実した制度と仲間たちのサポートがあったからこそ、現在の自分があるのだと実感しています。今度は自分がサポートする立場で、働きやすい環境づくりに取り組んでいきたい。それが、今後の目標です。

Case-3

グループリーダーとして
画期的なビジネスの創出に
挑戦する日々。

  • データ・サイエンス事業部
    RWE部
  • 藤居 宏幸(2012年入社)
  • 情報学部 情報学科

入社1年目

充実しつつも、仕事に明け暮れる毎日。
ふと立ち止まって考えた、「人生、このままでよいのか?」。

前職で承認前の治験フェーズの解析に携わっていた私は、入社後、製造販売後調査(PMS)の統計解析を担当する部門に配属されました。担当するのは、データマネジメント部門が取りまとめたデータをもとに、薬剤の有効性や安全性を解析する業務。転職して、また違うフェーズの解析を経験することができて新鮮でしたね。しかし、調査には期限があり、複数の調査を並行して進めなければならないことも多く、1年目はとにかく忙しかった記憶があります。疫学や生物統計学などの知識もまだまだ足りなくて、お客様の要望にも柔軟に対応できず、それがまた忙しさにつながっていました。
そんな仕事のスタイルが変わっていったのは3年目頃だったと思います。結婚して子どもが産まれたのです。それまでの自分の頭の中は、“ワーク”一辺倒という感じだったのですが、初めて「人生、このままでよいのか?」と立ち止まって考えるきっかけになって。そこで、“ライフ”とのバランスを図るようにしたのです。もちろん育児にも携わりたいので、育児休暇も取得しました。すると徐々に気持ちにも余裕が生まれ、それが好循環となって仕事も充実するようになってきました。

入社7年目

新規ビジネスの立ち上げに挑戦。
経験を重ねる中で、多くの気づきを得ることに。

7年目を迎えた2018年には、現在のデータ・サイエンス事業部に異動し、新規ビジネスの立ち上げを目指したプロジェクトチームに加わりました。製造販売後調査に関わる省令が改正され、医療に関するビッグデータを使ったデータベース調査や研究といったサービスが可能になったのです。このようなデータベース調査はわが国では初のチャレンジ。攻めのマインドが求められるプロジェクトでした。学ぶべき新しい知識やスキルは? CROとしてどのような提案が可能か? 社外との連携は? それまでの業務とは180度変わり、前例のないビジネスを生み出すのですから困難なことばかりでしたが、それでもベンチャーマインドあふれる毎日で楽しかったですね。
また、新しいビジネスを考える一方で、後輩たちの育成にも気を配りました。チームの後輩は2人とも入社間もない若手。経験のない新規プロジェクトで戸惑わないようにこまめにサポートしました。
「意外に自分はポジティブだな」と気づいたのもこの頃だと思います。たぶん家庭での子育てから学ぶことも多かったんじゃないかな。失敗しないと学びもない。子育てと新規ビジネスの立ち上げには共通する部分も多い気がします。

入社8年目~現在

新組織のリーダーに。
さらなるビジネスの拡大と、メンバーたちの成長を目指して。

2021年、これまで携わってきたデータベース調査のプロジェクトが実を結び、新規ビジネスの新組織が発足しました。現在、私はそのグループのリーダーを務めながら、お客様の課題解決の一翼を担っています。まだ発足したばかりではありますが、臨床医との面談に同席したり、学術論文の謝辞にグループの社員の名前が載ったり、お客様からの信頼も高まりつつあるように感じます。
最近は、学会でデータベース研究に関する論文を発表しました。グループのメンバーで手分けしてまとめて、後輩が筆頭著者になっています。CROが主体的にこのような学会発表を行うのはおそらく医療業界でも希有な事例ではないでしょうか。
そんな私の現在の目標は、ビジネスのさらなる拡大とグループのメンバーたちの成長です。現在グループで蓄積している知識やスキルを深めていけば、もっと画期的なビジネスの創出も可能なはず。昨今のコロナ禍では、患者さんをはじめ「医療消費者」に価値ある情報をもっと的確に届けることの必要性を痛感しました。それを実現することこそが、自分たちにとって大切な使命であると考えています。グループのみんなと一緒に、少しでも社会に貢献できるよう仕事に取り組んでいきたいですね。