アドホックリサーチ(医師・医療従事者・患者)
お客様のニーズに即したオリジナルの調査・分析
サービス内容
医療消費者のニーズや情報入手経路はたえず変化しており、それに応じた製品特性、市場特性、顧客特性を考慮しての最適なプロモーション立案、実行計画、検証方法が今まで以上に企画立案者には求められています。
インテージヘルスケアでは企画立案者とともに多種ソリューションデータを組み合わせた調査を実施することで、戦略上重要な意思決定をサポートします。
製品のライフサイクルに応じた調査テーマ
市場競争が激化する現在、製品が持つさまざまな特長の中から、より市場のニーズに合ったコンセプトを作り上げることが、成功の鍵となります。インテージヘルスケアは、プロダクト・ライフサイクルのあらゆる局面で発生する課題に対して、解決策を引き出す企画をご提案。戦略策定に役立つ情報をご提供することにより、製品の開発段階における適切なGo/No-go decisionや、上市、その後の成熟段階における戦略上重要な意思決定をサポートしています。
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Preclinical Trial
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市場の把握
- 対象疾患領域の治療状況や治療法に対する評価
- 市場構造の把握
- 潜在患者・顕在患者の規模や受療行動の把握
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Phase1 Trial
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Phase2 Trial
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開発製品のポテンシャルの把握
- 開発品の使用法の把握
- 開発品の処方患者数の推計
- 医師やコメディカルなど医療従事者のニーズの把握
- 患者・一般健常者のニーズの把握
治療領域の実態についての把握
- 薬剤/医療機器使用状況の把握
医療品の経済性評価
- 患者の治療状況と患者フローの検証
- 市場構造のモデル化およびシミュレーション
- 医療経済的観点からの患者の受療行動の把握
- 疾患関連費用(処方薬、OTC、デバイスなど)の把握
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Phase3 Trial
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マーケティングプランの策定
- ポジショニング、コンセプトの開発
- 競合他社の評価
- プロモーションターゲットの把握
- 薬剤/材料価格の調査
- 売上げの予測
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Filing
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プロモーションツールの策定
- プロモーションツールのキービジュアル、キーメッセージの作成および決定のための調査
- プロモーションツールの市場評価と受容度の把握
- ドクターへの最適なメッセージ、ディテーリングストーリーの策定
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Launch
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Post Launch
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- 上市後(初年〜3年)
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市場浸透度の調査(ATU調査)
- 製品の市場浸透度の把握(認知、採用、使用など)
- 製品コンセプト、メッセージの認知と受容度の把握
- 製品の使用実態の把握
顧客満足度の調査
- プロモーション活動の評価
- メーカーイメージの評価
- フォローアップ活動の評価
- 上市後(3年〜)
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次のステップに向けての策定
- マーケットシェア拡大に向けた戦略の策定
- 後発競合製品に対処するための新たなプロモ-ションの展開
- 適応症追加や剤型追加によるインパクトの把握
- 製品のリ・ポジショニング
調査プロジェクトの流れ
調査の目的・課題に応じた結果を導くには、適切な調査手法の選定と、正確な解釈による質問、分析が不可欠です。そこで求められるのが、インテージヘルスケアの経験とスキル。企画立案・調査・分析の各ステップを、経験豊かなスタッフが手掛け、鋭い思考と洞察により市場を鮮明に浮かび上がらせる、質の高い調査結果をご提供しています。
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企画立案
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- クライアントとミーティングを行い、調査の目的・課題に応じた調査企画を立案します。
- 調査企画を提案します。クライアントによる検討後、正式な調査依頼を受けてから、調査票などの作成を始めます。
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調査票の作成・準備
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- 調査の目的・課題に見合った結果を導く、調査票やディスカッションガイドを作成します。
- 出来上がった調査票をクライアントと共に検討し、調査内容を確定します。
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フィールドワーク
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- 調査内容に基づいて選定した手法により、データの収集を行います。
- 医師やコメディカルなどの医療従事者や患者などへの面接調査は、医療分野専門の専属インタビュアが実施します。
- 進捗状況の確認や、回収した調査票のチェックなども徹底して行い、質の高い情報の収集に努めます。
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データの入力・集計
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- 回収した調査結果のデータを入力、集計します。
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データの分析・報告書の作成
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- 医療分野の状況や傾向を熟知したアナリストが、データを分析します。
- 調査結果の報告のほか、マーケティング戦略の策定なども盛り込んだ提案をします。
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プレゼンテーション
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- 調査結果の報告を行います。
調査手法
オーソドックスなものから最新の技術を駆使したものまで多種多様。クライアントのニーズや調査の目的に合わせて、最適な調査方法をご提案しています。
- 定量調査
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- WEB調査
- 郵送調査
- ダイアリー調査
- 定性調査
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- デプスインタビュー
- 電話調査(WATI含む)
- 訪問インタビュー
分析手法
さまざまな手法を用いた正確・スピーディーな分析により、精度の高い調査結果をアウトプットしています。
- 定量的分析手法
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- SWOT分析
- GAP分析
- 時系列分析
- PSM分析 など
- 定性的分析手法
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- ラダリング
- マッピング
- 投影法 など
- 統計学的手法
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- 多変量解析(回帰分析、判別分析、因子分析、数量化I類・III類、クラスター分析、コレスポンデンス分析、など)
- コンジョイント分析(フルプロファイル法〔CBCなど〕、ペアワイズ法〔ACAなど〕)
- 検定(t検定、χ2検定、マクネマー検定、ウィルコクソン順位和検定、など)
調査事例
事例1開発品の市場性評価
A社は同一疾患領域に2剤開発中の薬剤があり、開発の優先順位を付けることを目的に製品の市場性を推計する調査を希望した。
問題は、その2剤のプロフィールも多少その中で不確定要素があり、流動的な状態での調査が必要となった。
インテージヘルスケアの提案
最も開発プロトコールに近い製品を説明した概要を読んでもらった上で予想される処方量を確認。これをベースケースとしてとらえ、更にそこから変わる可能性のある製品の特性(投与経路や適応症など)のインパクトを測るためにコンジョイント分析用に属性と水準を組み合わせたカードを提示しながらそれぞれの製品を評価してもらった。この結果を分析した上で得られた各属性や水準のもつ選考度への影響からシェア予測を行い、元のベースケースとの比較から数あるシナリオごとの推計処方量を計算。この結果をもとに、開発シナリオごとの優先度を付けることが可能になった。
事例2複雑な市場構造の中での製品の市場性評価
B社が開発を進めている製品が適応になる領域は、患者が、複数ある薬剤の選択肢の中から薬剤を選択するという可能性が高い。よって売上げ予測をするには処方する側の医師と処方される側の患者の両方の意見から最終的な推計処方量を確認する必要から調査を依頼。
インテージヘルスケアの提案
一般的な疾患領域と異なり、患者側の意見が処方を左右することが大きいことが元々の仮説としてあるため、医師のみの処方意向からでは十分に信頼できる推計処方量を得られない。つまり、選択肢の中から医師が勧めるものと異なる製品を患者が希望する場合があり、これが最終的には医師の予測とは大きくずれる可能性がある。よって医師と患者の両方に対して調査をし、医師の場合は複数の製品の中からどれを患者に勧めるか、患者に対してはそれぞれの製品を勧められた場合は受け入れるか・拒否するかを確認しながら、複数の選択肢を提示された場合の選択など、あらゆる状況の判断を処方の両方の立場からの意見と通して総合的に推計できるように調査票を設計し実施した。
事例3上市後早期のマーケティング計画のチェック・見直し
C社は、薬剤A:60%・B:25%・C:15%の売上シェアで構成されているマーケットに 4剤目として製品Xを上市した。
製品Xは、薬剤Aに十分対抗できる製品特性があり、薬剤Aをコアターゲットにしたマーケティング戦略を実施する。よって、調査においては、薬剤Aから製品Xへの処方スイッチが戦略通り行われているのかチェックしたい。
インテージヘルスケアの提案
新製品の上市において、約1年の使用・処方の好不調がその後の売上を大きく左右すると考えられるため、早期に時系列での分析が可能な調査が必要である。
今回の目的を達成する為には、パネル調査が最適であると考え提案した。パネル調査は、対象者を固定することで、フレッシュサンプリングによる調査では分析できない面(ドクター)と量(処方量)の両方で、製品Xがどの程度A剤を侵食できているのか、勝ち負け分析も含め定期的にチェックし、早期に戦術を見直し実行に移すPlan-Do-Seeのサイクルへ落とし込むことが可能になった。
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