生活健康基礎調査 (経験症状・健康意識・OTC医薬品の実態)

一般生活者を対象に毎年実施している調査です。OTC医薬品やヘルスケアサービスの商品開発、営業施策、プロモーション戦略などに役立ちます。
サービス概要
「生活健康基礎調査」は、性別・年代ごとの健康意識や経験症状・対処の実態を把握できる年次調査で、1991年より実施しています。OTCやヘルスケア関連領域で、マーケティングや商品企画の基礎データとしてご活用いただいています。
健康意識調査・OTC薬の使用実態調査レポートの活用事例
活用例①:症状×対策の実態からホワイトスペースを探索し、新製品開発に活用
活用部署:OTC医薬品メーカー マーケティング・商品企画部
過去1年間に経験した症状や、その対策の有無を把握することで、対策が十分に浸透していない領域=ホワイトスペースを把握し、新製品開発のヒントとしてご活用いただけます。
活用例②:チャネル別の購買実態をもとに、店舗の販売戦略に活用
活用部署:ドラッグストアチェーン 販促・店舗運営部
来店頻度、主な利用店舗の選定理由、チャネルごとの購入カテゴリなどを分析することで、最適な販売戦略の立案に役立ちます。
活用例③:症状の重なりをもとに、カテゴリの棚割りに活用
活用部署:ドラッグストアチェーン 販促・店舗運営部
1年以内に経験した症状の重なりから、併買されやすいカテゴリを推測し、棚割りの検討に活用できます。
活用例④:サプリメントの成分・訴求・価格戦略の設計に活用
活用部署:健康食品・サプリメントメーカー 研究開発・ブランドマネジメント部
消費者が認知・使用している成分、摂取目的、月間支出額などのデータから、流行成分の採用可否や価格設定、ターゲット症状の選定にお役立ていただけます。
活用例⑤:広告媒体・訴求内容の検討に活用
活用部署:広告会社・メディア企業 コミュニケーションプランニング部
生活者の健康・美容情報の入手経路や、症状・悩み(例:家族の健康、育児、介護)を把握することで、広告媒体や訴求内容の企画・設計にご活用いただけます。
調査概要
調査目的 | 生活者の健康状態、健康意識、OTC薬の使用実態の調査 |
調査手法 | 郵送調査 |
調査対象 | 16〜79歳の男女個人(2018年より70歳代の調査を追加) |
調査内容 | ・最近1年間の症状経験、程度、対応策、慢性症状 ・健康や美容に関する情報源・現在の悩み・意識/行動 ・薬局・ドラッグストア、インターネット通販などのチャネル利用実態 ・健康食品・サプリメントの成分認知・利用状況 ・ドリンク剤、胃腸薬、かぜ薬、外用鎮痛消炎剤の利用実態・カテゴリー関与 ・関心のある症状の予防・改善の実態・主な対策の満足度 |
サンプル数 | 約2,500人 |
調査時期 | 4月中旬から4月下旬 |
納品物 | 報告書、Lyche用データ ※ご発注から3営業日で納品可能(紙の報告書は3営業日で発送) |
インテージヘルスケアのエキスパート
長年の経験と、様々な疾患領域に専門性を持った担当者がプロジェクトをご支援します。
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リサーチディレクター
戸根 由佳 TONE Yuka
アドホックリサーチ業務に25年以上従事。医療用・一般用医薬品、医療機器や、ヘルスケア関連サービス、食品等、幅広い領域に対応。過去にはFMCG領域も経験。生活者視点、医療消費者視点を大切にしています。
よくある質問
1991年より毎年実施しております。
標準的な経年比較データはございませんが、ご要望に応じて2000年までさかのぼったデータをご提供できる場合があります。ただし、提供可能な項目は質問内容によって異なりますので、詳細はお問い合わせください。
調査手法を固定することで、長期的なトレンドを正確に把握するためです。生活健康基礎調査では、調査開始以来一貫して郵送調査を採用しています。インターネット調査が主流となった現在でも、郵送調査という手法を継続することで、調査結果のトレンド性を担保しています。