HEOR・エビデンス構築支援
合併症患者のQOL/治療満足度の実態把握
企業・組織
- 医療用医薬品
- QOL
- アンケート系医学研究
事例概要
目的
このプロジェクトの目的は、ある疾患に合併する、特定の症状の患者の生活の質(QOL)と治療満足度の実態を把握することでした。
研究デザイン
当社は、疾患パネルに該当する疾患の患者として登録されているモニターを潜在患者と仮定し、Webアンケート調査の実施を計画しました。
成果
その疾患の患者約6,500名から回答が得られました。スクリーニングにより、そのうち約800名が、特定の症状を併発していると判定されました。
上記約800名を対象としたアンケート調査の結果、医師とのよいコミュニケーションや治療目標の設定、QOL・ADL(日常生活動作)の改善が治療満足度を高めることが分かりました。
本調査を通じて、合併症の併発の実態が明らかになったとともに、患者ニーズの実態が得られたことで、QOLや患者満足度向上に向けた施策を検討するための示唆となったと考えられます。