HEOR・エビデンス構築支援
QOL尺度開発関連調査
企業・組織
- 官公庁
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- PRO
- 評価尺度作成
事例概要
背景
これまで、医薬品や医療機器の費用対効果評価で用いられるQOL尺度は、欧米中心に開発された尺度でした。EQ-5Dなど日本語で利用可能な尺度もありますが、健康感、QOLの概念などが日本を含むアジア諸国にはなじまないのではないかという批判がありました。
そのため、アジア地域に合ったQOL尺度(AP-7D)の開発が進められることになりました。
業務内容
AP-7Dの開発を担当する国立保健医療科学院より依頼を受け、アジアのHTA機関の連合組織「HTAsiaLink」の協力を得ながら、当社では2019年よりQOL尺度開発に関連した調査をサポートしています。
また、国立保健医療科学院では、米国NIH(National Institutes of Health)等により開発された世界最大規模のQOL評価における項目プール「PROMIS®」(Patient-Reported Outcomes Measurement Information System)の日本語版の項目及びQOL質問票の開発を行っています。この質問票の作成に関しても、調査部分を担当しています。
下記はこれまでに実施した業務の例です。
- 2021年度 日本語版PROMISの成人用項目開発のための調査業務
- 2020年度 医薬品及び医療機器の費用対効果評価のための新規QOL尺度の開発業務
- 2020年度 日本語版PROMISの項目・QOL質問票開発のための調査業務
- 2019年度 医薬品及び医療機器の費用対効果のための新規QOL尺度の開発準備業務
- 2019年度 日本語版HUI3の言語学的妥当性を検討するためのインタビュー調査