調査レポート

Quick調査レポート「COVID-19影響度アンケート」 2021年1月第3週

当社は、全国の医師を対象に、「COVID-19影響度アンケート」を簡易Web調査(TenQuick)にて行いました。アンケート調査ならではの「主観データ」から医療逼迫度を探ることに主眼を置き、「疲弊度」や「つらさ」のスコア聴取を試みたものです。
COVID-19の影響が長期化する一方、ワクチンという光明も見えてきた中で、これらのスコアがどのように変化していくのかについては今後も注視していく予定です。

株式会社インテージヘルスケア Quick Survey室

調査結果サマリー

  • 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行前と比較して『患者数(外来・入院・手術件数)』は減少傾向が目立つ一方、『患者一人あたり費やす時間や手間』は大きく増加しており、医師や施設の『精神的疲弊感』も増加している。勤務施設別では、大学病院勤務医師で『仕事量の増加』や『施設全体の疲労感』の増加回答が 比較的多かった。
  • 「つらさ」については、クリニック勤務医師の7割が 『施設経営や、収入の減少など、経済不安がある』で「つらい」と回答したほか、大学病院勤務医師の8割・国公立病院勤務医師の7割が『(医療現場に出ていることを理由に)外食や買い物、親族との接触を控えなければならない』ことを「つらい」と回答した。

調査概要

調査対象者対象者:医師(研修医を除き、診療科を問わず)
有効回答:421s
(クリニック:107s、大学病院:106s、国公立病院:106s、一般病院:102s)
調査方法インターネット調査(クイックサーベイ)
調査エリア全国
調査時期2021年1月15日 ~ 1月19日
調査実施機関株式会社インテージヘルスケア Quick Survey室

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