調査レポート
Quick調査レポート「医薬品添付文書に関する調査」
医薬品添付文書は、2019年4月に記載要領が改定され、2019年に見込まれる薬機法改定では原則電子化が検討されています。これらの動向を踏まえ、当社では、日常診療における添付文書の位置付けを探る医師対象のクイック調査を実施しました。
株式会社インテージヘルスケア Quick Survey室
調査結果サマリー
- 医師が医薬品の基本情報を参照する情報源は、他の情報源と比べても「添付文書・インタビューフォーム」の参照割合が最も高く、多様な情報源が存在する状況でも添付文書を参照する医師が多いことが明らかになった。
- 添付文書の記載要領(記載ルール)改定については好意的な評価が多く、特に『「特定の背景を有する患者に関する注意」の新設』については「評価できる」TOP2が8割にのぼった。添付文書の原則電子化については『同梱を廃止し電子提供を基本とする』の「評価できる」TOP2が5割を超えたものの「評価できない」も2割弱となり、紙媒体での提供を求める意見も根強いことが伺えた。
調査概要
調査対象者 | ●対象診療科:内科系診療科(一般内科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、糖尿病・代謝・内分泌、小児科) ●有効回答:204s ※HP/GP:20床区切り (病院勤務医HP:102s、開業医GP:102s) |
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調査方法 | インターネット調査(クイックサーベイ) |
調査エリア | 全国 |
調査時期 | 2019年2月22日 ~ 2月26日 |
調査実施機関 | 株式会社インテージヘルスケア Quick Survey室 |