news【旧アンテリオ】Quick調査レポート「訪日外国人旅行者の受け入れに関する調査」

※こちらのニュースは旧アンテリオの記事です。

訪日外国人旅行者の診療は9割以上が自院で対応。
課題はコミュニケーションと診療にかかる時間。

当社では、GP※1の一般内科医師130人を対象とし、訪日外国人旅行者への診療の実態について調査を実施しました。

(※1) 19床以下の開業医

分析者: 株式会社アンテリオ Quick Survey室 田中真穂

 調査背景・目的

 訪日外国人観光客は年々増加し続けており、2016年には過去最高を記録した。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向け、医療の提供についても、外国人旅行者の受入体制の整備が望まれる。今回は首都圏のGP一般内科の医師を対象として、外国人患者の受入状況等を確認した。

 調査結果サマリー

  1. 勤務先施設に「訪日外国人旅行者が来院したことがある」と回答した医師は62%。
  2. 訪日外国人旅行者が来院した場合、91%は自施設で対応していたが、コミュニケーションと診療にかかる時間が問題となっていた。
  3. 今後、訪日外国人旅行者を積極的に受け入れると回答した医師は21%にとどまり、これまでに訪日外国人旅行者の「来院経験あり」群で28%、「来院経験なし」群ではわずか8%となった。
  4. 訪日外国人旅行者を受け入れるために必要なこととして、「職員の語学研修」「通訳アプリ」「外来での外国人向け説明資材」 「外国語に対応可能な職員の雇用」など、言語/コミュニケーションに関する項目が上位に並んだが、「医療制度や受入可能な医療機関についての公的案内サービス」など、公的な支援に対するニーズも確認された。

調査概要

調査方法インターネット調査(クイックサーベイ)
調査地域首都圏
調査対象者19床以下の医療施設に勤務する一般内科医師
有効回答130サンプル
調査期間2016年11月21日 ~ 11月22日
調査主体株式会社アンテリオ Quick Survey室

調査結果

結果の詳細につきましては、以下の資料をご覧ください。

調査レポートを見る

株式会社インテージヘルスケア

SHARE

facebooktwitter

関連サービス