news【旧アンテリオ】Quick調査レポート「ジェネリック医薬品の銘柄指定に関する調査」

※こちらのニュースは旧アンテリオの記事です。

GP一般内科において、最近1年間にジェネリック医薬品を
販売名で処方した経験のある医師は約6割
そのうち4割弱で処方箋の「変更不可」欄にチェックをした経験がある

当社は、ジェネリック医薬品(※1)の銘柄指定についての背景や意識を探るため、GP(※2)の一般内科101人を対象とした、最近1年間の後発医薬品処方についての自主企画調査を実施しました。

(※1) 後発医薬品
(※2) 19床以下の開業医

調査背景・目的

厚生労働省の「後発医薬品の使用促進策の影響及び実施状況調査」では、処方箋におけるジェネリック医薬品の銘柄指定により薬局で生じる調剤上の問題が指摘されている。
平成27年度調査では、銘柄指定処方の割合が高い薬局の存在も明らかになっているが、処方箋を発行する側である医師の要因について確認をした。

調査結果サマリー

  1. GP一般内科において、最近1年間に後発医薬品の処方に際して、販売名での処方経験のある医師は全体の約6割であった。
  2. そのうち、処方箋の「変更不可」にチェックした経験のある医師は37%で、その理由としては「品質が信頼できるメーカーの指定」や「患者が継続して使用している製品」などが挙げられた。
  3. ジェネリック医薬品の銘柄指定処方についての意見としては、品質面で「メーカーの情報提供不足」や「違いが不明」という指摘や、「信頼があるメーカーの製品を選択」という意見が目立った。また、かかりつけの薬局や患者の都合を考慮して判断されていることもうかがえた。

調査概要

調査対象者GP一般内科(19床以下の開業医)101サンプル
調査方法インターネット調査(クイックサーベイ)
調査エリア全国
調査時期2016年1月21日~1月22日
調査実施機関株式会社アンテリオ Quick Survey室
株式会社インテージヘルスケア

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