news【旧アンテリオ】2018年2月度 一般用医薬品(OTC)カテゴリーランキング

※こちらのニュースは旧アンテリオの記事です。

2018年2月度 一般用医薬品(OTC)カテゴリーランキング
全国的な大寒波で花粉の飛散に遅れ
花粉症関連薬は、2月最終週に売上急増!

当社は、全国一般用医薬品(OTC)販売動向調査のデータを基に、「2018年2月度一般用医薬品カテゴリーランキング」を発表しました。

調査結果のポイント

  • 2月のOTC関連薬市場は、前年同月比100.0%と比較的好調
  • インフルエンザの大流行により、前月に引き続き「総合感冒薬」などが大幅伸長!
  • 全国的に低温が続いて花粉の飛散が遅れ、「花粉症関連薬」市場は低調だったが、2月最終週には一転、前の週の2.5倍以上に!

調査結果

1.インフルエンザは2月上旬のピークを境に収束へ 「一般医薬品(OTC)市場の販売金額推移」

図表画像

2月のOTC関連薬市場は、前年同月比100.0%となっており、比較的好調でした。
記録的な大流行となったインフルエンザは1月下旬から2月上旬にかけてピークを迎え、その翌週は収束に向かいました。

2.インフルエンザの大流行や寒波の影響により、前月に引き続き総合感冒薬が大幅伸長!「好調だったカテゴリー、トップ5(金額前年同月差)」

図表画像

1月下旬から2月上旬にかけてピークとなったインフルエンザの記録的な大流行や、気温が低い日が続き体調を崩した人が多かったことにより、前月に引き続き「総合感冒薬」が好調で前年同月比で5.9億円の増加となりました。また「口腔用薬」や「手指消毒剤」などのインフルエンザ関連商品もよく売れました。

3.記録的な大寒波で花粉の飛散が遅れ、不振だった花粉症対策商品 「不調だったカテゴリー、ワースト5 (金額前年同月差)」

図表画像

1月後半から2月上旬にかけて、全国的に記録的な低温が続いたことで花粉の飛散開始が遅れ、その影響で「鼻炎治療剤」や「目薬」などの花粉症対策商品の売上は、例年より立ち上がりが遅い傾向にありました。

【2018年の花粉症関連薬の市場推移】
1月22日から2月19日の週までは、週次販売金額は過去2年の同期間を下回っていましたが、2月26日の週になると一転して急増、前の週の2.5倍以上となりました。

図表画像

SDI(全国一般用医薬品パネル調査)◆1960年調査開始

対象業態OTC医薬品を販売しているドラッグストア、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンター・ディスカウントストア
エリア全国
調査店舗数3,211店舗
データ収集方法POSデータのオンライン収集
対象カテゴリー医薬品、医薬部外品
(対象カテゴリーのバーコードが付与されている商品のみ)
調査項目各店舗におけるバーコード別の販売年月日、販売個数、販売金額など
プレスリリース


株式会社インテージヘルスケア

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